Admin   *   New entry   *   Up load   *   記事一覧

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カテゴリ: スポンサー広告

Trackback: --   コメント: --   

野犬のすみちゃん 

生まれからして野良犬という
生粋の野良犬を、保健所で初めて見ました

それが、この仔です。
12-8-2片丘北熊井雄野犬化

まだ 子どもでした。でも、赤ちゃんでもない。
推定7か月ということでした。

首輪なんてしたことがないので
散歩に出すといっても、まずリードが付けられない

職員の方が、咬まれながらも
リードを輪にして、首にかけ
檻から出してくれました。

全く歩かない、引きずられるのみ。
隅に隅に、何かの下に下に入っていこうとするのでした。

人が・・・怖い。何もかもが、怖い。

捨てられた犬が野犬化して、そこで
子どもが生まれてしまったようで・・

何匹か居るところに、罠を仕掛けて
かかったのが、この仔、そして子犬がいました。

子犬は、抱っこできるサイズでしたので
まもなく貰われていき・・

この仔は・・どうしたものか・・・

私は、正直、無理だと諦めていました。
首輪もつけられなくて、触れない犬を
助けられるわけがない、と。

散歩と言うよりも、とりあえず、犬舎から出す
という状態で・・(少なくとも日光浴ができるので)

2回目。 首輪がついて・・
3回目。 だんだん暴れる程度が収まってきて・・

それでも、歩くことはできませんでした。
ただ、隅にうずくまってはいつくばっているだけなのでした。

「隅っこにばっかりいるから スミちゃんだ」と
男の子なのに、スミちゃん、と呼ぶことに。

首輪が付けられた日に職員さんが言いました。
「なんとか人なれさせて貰い手を見つけよう」

え? ほんとに? 
不安もありながらも、その言葉を聞いて、肩の力がすっと抜けました。

だめでもしかたない、と自身に言い聞かせて
がっかりしないように構えていたのかもしれません。

噛む、といっても 思いっきり噛むわけでもなく
嫌だから口をパクパクする、という感じでもあり
とにかく、怖がっているだけだ、というのがわかりました。

ほんとうに、顔つきはまだまだ子犬なのでした。

そして・・
人なれさせるために・・・
ちょっと預かりのつもりが、結局は
家で引き受けることになりました。
里親が探せるまでにはどれほどかかるかわかりません。

隅っこに張り付こうとするのは、いまだに変わらず。
何かに隠れてないと、くっついてないと不安でならないのですね・・

自然界は過酷だったに違いありません。


家に来て3日目に、やっと歩きました。散歩、ができました。

最初は引きずられていたけど、まもなく 歩いた方が楽かも
と思ったか・・・ 歩き出しました。

「やった!歩いた!」と そんなことが とても感動的でした。


今だから書けるひやひや話。

いつもより少し帰りが遅くなって、あわてて飛んで行った犬小屋。
そこに、スミの姿がなく・・
目の前がまっさおに。

なるべく自由に動きがとれるようにと
ナスカンを使って、リードとリードをつなぎ長くてしてたんですが・・

その、ナスカンをきれいに外して
彼は逃走してしまったのでした。

  ナスカンは・・・犬は外せます・・
  気を付けましょう・・・。(教訓)

野犬なので帰ってはこない。

100%諦めました。


この後の騒動は想像にお任せするとして

翌日、家からい1キロ余り離れたところで
私の車の前を、さ~っと横切る、狐のような犬に遭遇。

あわてて、車を止めて・・確認すると、それはスミでした。

「スミ!」と呼んだけれども
後ろを振り返って、また 草地の中へ消えていってしまいました。

そこの近所の人に、餌付けをしてもらおう・・。
エサを置かせてください、とお願いしたら
非常に快く引き受けてくださって・・

周囲をぐるぐる歩いてみたけど
もう見当たらない・・。

そして、・・翌日の朝のことです。

念のためおいておいたフードが無くなっていたけど
猫が食べたかも、くらいにしか思わず
片づけようと近づいてみたら・・

犬小屋の中から、赤いリードが・・出ている・・
!!! 
のぞいてみたら、奥に、スミが張り付いてたのでした。

居ない! と分かった時の驚きと
帰ってる! とわかった時の驚きとで、
ジェットコースターにのっているかのような一日半、を過ごしました。

他に・・・行くところが、やっぱりないとわかったのでしょうか。

でも、賢い。 土地勘もない場所で、よく帰ってきた、、、と
しみじみ関心しました。 ただものじゃないかも?

そんなスミですが、懐いているから帰ってきたのではありません。
エサをもらえる場所だったからでもあり
とりあえず、安全、と認識したからでもあるでしょう。

そろそろ二週間くらいになりますが、 いつも警戒されて
逃げられます。 (リードをぴんと張ってのけ反る)
手から食べるけれども、食べた後はかならず離れます。

一定の距離で離れていないと落ち着かないらしい。
遠くにもいかない、、でも、人間のそばには寄りたくない
そんな感じ。

体がかゆそうだったので、5日目くらいにシャンプーを強行しました。

お風呂場の隅っこに、やっぱり固まって・・
そのままシャンプーしました。 途中向きをかえようとしたら
少し暴れたけど、とりあえず、きれいになり・・。

でも・・
抱っこができないし、恐ろしく怖がりなので
病院には連れていけません。 きっと、パニックになって
逃げ惑うのが想像できます。 

捕獲されたときに必死に逃げようとして
鼻の頭に傷を作っていた、スミ
過呼吸で、ぶっ倒れていた、というスミ

仲間から離れて・・ 一人で・・
怖くて、怖くて・・生きた心地はしなかったことでしょう。

日本では、犬は、人と暮らす以外に、道がありません。
かわいそうなことですが。


その、育ちと、心の傷は
いつ癒えるのか、忘れることができるのかわかりません。
犬にも心があるので、 心療内科が必要ですかね(笑)

ただ・・ すこしづつ、安心はし始めています。
毎日犬小屋から引きづり出して散歩させていたけれども
一週間を過ぎたあたりで、自分から顔をだすようにもなりました

でも、散歩中は、絶えず私を警戒(笑)
アイコンタクト!って、喜びたくなるけど

寄ってくるなよ、こっち来るなよ、と警戒している視線がずっと送られるのでした。
私の前は絶対歩きません。 後ろに隠れるように、そして

私を警戒しながら・・ 車や犬にすれ違うと、端に逃げて固まる・・・という
そんな、怪しい感じの散歩運動です。

ほっておくと、小屋の中でカビみたいに張り付いたままで不健康なので
無理に出して、庭に括ったりします。
それなりに、幸せそうに、見えます。


気長に様子を見守りたいと思います。

家に来て二日くらいは、夜中に泣き叫んでいたけれども
(それで、玄関に夜はいれることに)
それも収まって、ワンともスンとも言わない

自分の存在を消しているかのような、そんな暮らしをしています。

何か楽しいことある?スミちゃん、って思うけど
生きているだけで精一杯だった、スミの過酷な幼少期の犬生が
うかがえます。

スミっこのスミは可哀そう、と
響きを変えないまま改名したので、とりあえず ふみ、です。
声を掛けると、返って驚く感じで
自分に名前があるって、わかるのは・・・いつのことでしょうか。

里親募集ができるのか、 はたまた
結局、人が怖い野生動物として、我が家でくらしてしまうのか・・

どうなることやら、です。



追記:
   
ふみは、再び脱走しました。 散歩中にリードを落としたその瞬間
私が拾うか、ふみが気が付くか、タッチの差だった・・
あ! という顔をして、ふみは猛ダッシュで、それも
ノンストップで走りだし、田んぼの中なので、遠くまで走っていくのが見えたけど・・
もう、どうしようもなく・・

この前帰ってきたから、きっと帰ってくる・・と思ったのですが
帰ってきませんでした。
ポスターを消えて行った方向、前回いた付近に貼り・・
保健所さんにも報告。

そして、いまだに行方不明です。

生まれたときからの野犬だから仕方ない、と思う反面で
もっと時間を掛けたら、人との暮らしにもなれたかもしれなかった・・と思ったり

もしかして、どこかで、ひっそり死んでいるのではないか、と思えてきて
時折、とても申し訳ない気持ちになります。
ふみ、ごめん。って。
あちらは、人との暮らしなんてまっぴらごめん、拘束されるなんていやなこった、と
振り向きもせず逃げて行って、私に未練なんてかけらもないのですけど・・。

いったい、どこに消えたんだろう、と 茫然と思います。
赤い首輪と赤いリード、なおかつ、迷子札もついている・・

もう、3か月たちました。(9月はじめ)






スポンサーサイト

カテゴリ: 保護犬

ぐっちゃんのお嫁?入り 



   
 うるうる目のぐっちゃんを 高森町までお届けに行ってきました。
 天竜川が眼下に流れる高台のお家。
 遠くまでのお嫁入りとなりましたが、
 いいところにもらってもらった、と 一安心です。
   
 この子は、1月に保健所より引き取りました。 
 小型犬は、そのまま保健所から貰われていくことが多いのですが
 徘徊期間が長く、威嚇したり噛もうとする様子もあったので
 すぐに譲渡はいささか不安、ということでして
 一旦、会で請け負って様子を見ながら里親探しをしよう、
 ということになりました。


噛もうとするのは、怖いからだったり、自分を守ろうとする本能でもあります。
口が出るのは、テリア系にはよくある傾向だそうです。
毛のふわふわ感からして、ヨークシャテリアが入っていると思われます。

保健所に引き取りに行ったときは、ある程度 人なれもし始めていて
私たちに甘える様子もありました。
一旦家に連れてきて、シャンプーをして・・
抱っこをすると、肩に頭をぴったり載せてくるほどに甘えん坊な子でした。

この時、私は正直「自分が引き取りたい」という誘惑に
とてもかられてしまっていたのでした。
きっと寂しかったのだろう、怖かったのだろう、と思うと
とても可哀そうで、3日間は、こたつで一緒に寝てあげたりなんかもしました。
ピタッとくっついて安心して眠るのでした。

でも、これからも少しでも助けていくには、そういう誘惑に
打ち勝たなくてはいけません。
ちょうと、会のgさんの友人が預かりを申し出てくれていて
4日目には、そちらに引き取られていきました。

トイプードルが3匹いるお宅で、そこで、トイレのしつけもしてもらって
2か月ちょっと、生活させていただきました。
甘えん坊は相変わらずで、
やや噛み癖があるのも、かわらないけれども

無邪気で、元気で、甘えてくる、とても活発で楽しいワンコなのでした。

預かりさんには感謝感謝です。 

保護犬を引き渡すのは、ほっとする反面とても、寂しいものです。
私は、自分が預かっていたわけでもないのに、涙腺が緩むのをこらえるのに必死。
gさんは預かりさんと一緒に、そばでずっと見ていてくれたので
引き渡した後は、気が抜けて寂しくて なんだか茫然、という感じだそうです。

ぐっちゃん、ぐっちゃん、といって2か月半。

ぐっちゃんの名前のもとは、職員さんが発した「グッジョブ!」という言葉。
gさんが、それを名前にしよう、と言ったときは、うそでしょ~、と思ったけど
そのうち、「ぐっじょ」という不思議な響きにも、すっかり聞き慣れてしまいました。(笑)

新しいお家では、「さくら」ちゃんとなりました。女の子らしいです。
それに、外は桜で満開(高森町は早いのですね~ 長野って広い)


元の飼い主は、どうしてあの子を探してくれなかったんだろうか・・
暗い夜道を、寒い中、彼女はどうやって、さまよっていたのだろう・・
何日も何日も・・
( 目撃情報があっても、捕まえられなかったらしいです )

そんなことを思うと、過去のこととはいえ、とても切なく可哀そうに思えます。

飼えないなら、買わない。
探さないのは、見殺しと同じ。

法律はあっても裁かれないし、捕まりもしない、というのが
なんとも、、、情けない話です。

ぐっちゃんの幸せを心から祈ります。
思い出すと、やっぱり、うるっとなるので、どんどん次に行きます。
っていうか・・・

次の心配がすぐやってくるので、いやでも気持ちはシフトです。
ああ…終わりがないのが、辛い(-_-;)


保健所収容犬


カテゴリ: 保護犬

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。