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まりちゃんのお話 

まりちゃん、という
おそらく柴とチワワの雑種と思われる、その犬を初めて見たのは
昨年の暮れのことでした。

80にもなる一人暮らしのおばあさんが飼っているのだけど
病気もあるし、犬の世話がやりきれない、という話。
相談を受けたひとの、また相談、ということで
私のところに電話があったのでした。

かなりの皮膚病で・・ と電話で聞かされた時には
あまり酷いようなら、貰い手は難しいし
安楽死、というのも考えてもいいかもしれない、と
言いました。

とりあえず、医者に連れて行くので一緒に言ってほしいということで
おばあさんの家まで犬を連れに行きました。
想像以上に小さくて、かわいらしい顔をしていて

「これなら、なんとか貰い手はつくのでは?」と
思いました。 8歳、ということで、若くはないけど老犬でもありません。
おなかから足の内側にかけて、まっ黒く、毛抜けてありませんでした。

抱っこもされたことはないであろう犬
とても、大事にされていたとは思えない犬

威嚇するように吠えているこの子を、どうやってケージにいれようか
と、ちょっと躊躇したのを覚えています。
でも、警戒して吠えるけれども、決して噛みつくことをしない犬なのでした。

最初の病院では、これはアレルギーもあるだろうから
完治は難しく、じっくり付き合っていくしかない、と言われ
とりあえず、生活環境を変えて、清潔にして
食事を変えていくことで改善するだろう・・・と。

朝ごはんにマリービスケットを二枚食べていた、というのを
まずやめさせて、フードも質の良いものに替えて
一度シャンプーをして、犬小屋と毛布一式を新しくし

皮膚病用のシャンプー(マラセブシャンプー)を病院で
いただいてきていたので、週に数回通って洗おうか・・という話にもなったのですが

なにしろ、真冬のこと。かなり冷え込むし、
彼女はドライヤーが死ぬほどきらい。

いぬの会の人と話し合ったり、おばあさんの民生員さんと話をして
年末前に引き取りましょう、となりました。

おばあさんが、どういう動機で犬を飼い始めたのかは
わかりませんが
旦那さんが無くなった翌年にもらってきた、ということなので
寂しさを紛らわせようとしたのかも、しれません。(それで、犬の年齢がわかった)

ただ、本来犬が好きな人ではなかったのかもしれない。
動物の世話は苦手な人だったのかもしれない。
かわいがっている、という空気を感じることができなかったので

引き取るに際しては、双方あっさりとしたものでした。
犬も、同様でした。

Gさんの家にしばらく置いてもらった後、年末に家にやってきました。

可愛がられたことがないためか、こまめに世話をされてないためか
彼女は、とても辛抱強く、甘えることもなく
自立心の強い、・・・手のかからない性格をしていました。
なんだか、気の毒なのですが。

もちろん、もともとの気質もあるでしょうけれども
要求をしたところでどうにもならない、となると
諦めるようになりますよね、・・・人も動物も。
適度の諦めは大事だけれども、諦めきってしまうのは哀れなことです。

犬は既に二匹いるし、猫もいるので手をかけてあげられないけれども
何も言わずにじっと自分の置かれたスペースにおとなしくしていました。

それから・・
書ききれないいろいろがあって・・

貰ってくれる、という方が現れたのですが
皮膚病のにおいが気になる、と言われたりもして・・
結局 出戻ってもらって・・

皮膚病も、これと言った名前がつくのかどうかわからないままに
民間療法で、アロマオイル入りクリームを塗ってみたりもして・・

でも、菌は油を食べて増える、と、避妊手術をしてくれた先生からは言われて
やっぱり、シャンプーが効果ある? と週に2回、せっせとシャンプーを再度トライし始めて
ドライヤーを使えないので、冷えないように室温をあげて・・

なんやかんやで、おばあさんのところから引き出して数か月
見る見るうちに、毛も生えてきて皮膚の黒ズミもどんどん薄くなっていくのでした。

これは、アレルギーじゃなくって治る病気なんじゃないのか? と
だとすると、もう少し毛が生えてきれいになってから、本格的に里親探しをした方がいいだろう、と
春までじっくり、様子を見るつもりでいたところ・・

また思わぬところから声がかかりました。
ある人が、紹介してくれたのですが・・

その人は「犬を飼うなら、ペットショップとかではなくて、不幸せな境遇の犬をもらうことにしよう」と
決めていた、という方で、やや高齢ではありますが、しっかりとした女性の方でした。

まりちゃん、 名前もそのままでいいわ、ということで
まりちゃんのままになりました。

マリーちゃん、という時もありましたけど、和風のまりちゃんに元通り。

できたら、外で飼いたい、ようなことも言っていたけれども
小型犬なので、室内でお願いしたい、というとそれもあっさり了承してもらえました。

年配の方の中には、犬を室内で飼うことに躊躇がある人も多いものですよね。
室内では匂いが気になる、と言ってダメにもなっていたので
動だろう、と思いましたが

皮膚のほうはどんどん、よくなる一方で、匂いもどんどん薄くなっていきました。






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カテゴリ: 保護犬ミサトのこと

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