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みさとの記録 2 

1266三郷首雄
保護されたときの、ミサト

見るからに、世話をされていない老犬で・・
この写真を見て、譲渡はないだろうな、と 正直思いました。

譲渡に回しても貰い手はつかないと思う と
私がそう職員さんに言いましたが

やっぱり譲渡に回してみようと思う、と言われました。
少し驚きました。
「老犬、という以外にどこも問題がない」 と。
チャンスだけはあげてみたい、と・・。

譲渡数を増やして処分を減らすなら
どの犬にも機会を与えるべき、と言っていたのは私だったのに

いつの間にか 立場が逆転しているようなやり取りに。

で、ダメ元で、新しい飼い主探しのポスターを作りました
写真は、取り直しをしてくれていたので
前よりはましですが・・ 
目やにで毛色が変わってしまい、狐みたいになってますね。
1266 三郷雄
保健所で一週間くらいの ミサト


殺処分も仕方ない、と正直思っていたけれども
そのころは、
ほとんどの殺処分を「注射で」やってもらえるようになっていたので
「何頭か処分が続いたから、ちょっとやりたくない、」というようなことを
言われました。
 
ああ、そうだよな・・・、と思いました。

そのころ、家で長く保護していた犬がやっと貰われて、空き?ができたこともあり・・

貰い手を探せないような犬を引き出してどうするのか、とすこし悩みましたが
とりあえず連れて帰ることに決めました。 

その前後に処分となった犬たちを覚えています。
かわいい小型犬だったけど腫瘍があって癌ではと思われる犬
無表情で力がなく、いかにも具合が悪そうな犬
首をかしげたまま よたよたと歩く老犬 ・・


ミサトの保護場所は家から遠くなかったので
車に乗せて連れて行って、その近辺を歩かせたりもしました。

自分の元の家の方角に向かっていくとかしないかな、と期待していたけど
ただ、ずんずん歩くばかりで、なんの手がかりもなく・・・。

迷子犬のポスターをつくって、公民館や近くのお店に貼ってもらったり・・
でも 連絡はありませんでした。

獣医さんに連れて行ったら、想像以上のお年寄りだったので
あたらしい飼い主探しはやっぱり無理だろうと思い

家の子になりました。

柴犬だから外飼いで、と思っていたのに

悲しげに遠吠えをするので、うるさくて玄関に入れました。

そして冬が来るときに、寒いだろうと、室内に移動しました。


かわいがられてきたとは思えない犬で 人の顔はあまり見ないし

触ると嫌がるし、抱っこすると怒って噛もうとする犬でした。

室内にいても、落ち着いていることができなくて ぐるぐる歩くばかり。

ケージの中に入らないと、横になることも座ることもありませんでした。


春が来て夏が来て、、さすがに暑くなったので

涼しい廊下とかに伸びて寝るようになりました。

次の秋が来たときには もうケージに入ろうとはしませんでした。


予定外に室内犬になった ミサト


みんながくつろぐ居間で、長座布団にごろんとしてくつろぐように・・

もう、遠吠えはなくなりました。

痴呆で吠えているのだ、と決めつけていたけど

やっぱり、あれは不安で鳴いていたのだとわかりました。

ミサトは 犬も猫も大好きで、寄っていくので

家の猫にうるさがられて、猫パンチを食らっていました。

だんだん体が弱って寝ている時間が増えた今年の秋。

子猫が、立て続けにやってきて(って、私が引き取ってきてしまったのだけど)

子猫たちは、ミサトの体によりかかり

お母さん代わりにしていました。





一年が過ぎ、年を越し・・

いつお迎えが来てもおかしくないね、と言いながら

長生きしてね、と声をかけていました。

かわいいからと思って連れてきたのでもなく 

成行き上 引き取ることになったワンコ 

淡々と面倒を見ている、という感じでしたけど

いつの間にか

「みっくん」と、抱きつけるほどになりました。

鼻先にちゅーをしても、抱っこしても怒らなくなりました。 

それでもちょっと、動悸が早くなるので、

人にくっつかれるのはやっぱり苦手なようでしたけど。


本当なら、とっくに死んでいた と思うと

この子の運命がとても不思議。

一体いくつなのか、どんなふうに育ってきて生きてきたのかわかりませんが

最後はうちの子で、穏やかに過ごすこともできるようになって

幸せだったろうと思います。


そういえば・・

その時対応してくれていた職員さんが

殺処分にせざるを得ない犬に「今度は人間に生まれてこいよ」と言っている、と

言ってたのを思い出しました。

人に生まれても、大変ではあるけれども

人によらなければ生きていけない 犬という生き物は

ある意味とても哀れな存在でもあると思います。


犬にとって、人間は 
愛してもくれるかもしれないけど
殺されるかもしれない、 
身勝手な神 なのですよね。






 
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カテゴリ: 保護犬ミサトのこと

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